COSTA RICA コーヒー生豆の品評会(COE)で |
COEとは‥ |
COE(Cup of Excellence カップオブエクセレンス)
その年に収穫されたコーヒー豆の中から
高品質なものを決める品評会
COEの目的は
・コーヒー豆の品質向上
・優勝した農園の他のコーヒー豆の需要増加
・若い世代が高度な知識を農園に持ち帰る動機作り
・貧しい国で生産されるコーヒー豆の価値を高め、
生産地域の経済的発展を支援
とされています。
通常コーヒー豆は
生産国の管理団体
輸出業者などの中間業者が
多数入るため、
生産者の取り分が減っていました。
COEで入賞した豆は
全世界のバイヤーが参加する
オークションにかけられ
高値で取引せれ
落札金額のほとんどが生産者に渡ります。
それだけでなく
入賞した農園経営者には名誉ある称号を与えられ
全世界のバイヤーから
高品質の豆を生産できる農園として
認知されます。
数ある品種の中から |
エル・セドロ農園を運営する
ホエル・モンヘ・ナランホ氏
△右:ホエル・モンヘ・ナランホ氏
左:マティアス氏
2012年に農園を購入
標高の低いエリアから高いエリアに向かって
少しずつ計画的に植樹を始めました。
レッドカツアイ
イエローカツアイ
ティピカ
ビジャサルチ
ビジャロボス など
いくつもの品種を植樹する中で
ゲイシャ種の繊細な風味に魅了され
農園の約80%の区画に
ゲイシャ種の苗を植樹
丁寧な農園管理 |
エル・セドロ農園の
すべての区画には
バナナ
アボカド
豆
ツリートマト
などの原生林が存在
土壌に窒素を溜め込んでくれる
それらマメ科の植物を活用した
日陰栽培を行なっており
昼夜の寒暖差を
約10〜25℃になるように調整し
コーヒーの木々に適切な負荷を与えることで
熟度が高いコーヒーチェリーを実らせています。
また、
標高が1,850m〜2,100mと
デリケートな条件であるため
適切なタイミングで施肥を行うなど
注意深く丁寧な農園管理を行なっています。
8年の歳月を経て‥ |
2012年に農園を購入してから
8年後の2020年
コスタリカのCOEに出品した
ティピカ・ハニーが2位受賞し
一躍脚光を浴びるこに
翌2021年には
ゲイシャ・ハニーが9位入賞
2年連続で入賞
入賞豆のロット違い |
2021年に9位に入賞した
ゲイシャ・ハニーは
韓国の会社が
日本円で1万円以上の価格で落札
今回お届けする豆は
入賞のロット違いをお届け
精製方法が若干違うのですが、
入賞したコーヒーにも引けを取らない豆です。
お届けする豆の精製方法は
完熟チェリーのみを収穫し
約15時間後に果肉を除去
その際、
若干の果肉(ミュージレージ)を残し
約20〜25日間
丁寧に乾燥して作られています。
常にCOE入賞を果たす
高品質なコーヒーを楽しんでください。
《豆情報》
標高:1,850m〜2,100m
精製方法:イエローハニー
品種:ゲイシャ
焙煎度:中煎り
フレーバー:ピーチ・洋梨・ブラックティー