新時代を感じさせるコーヒー


Ethiopia
Thirutia GOYO
Anaerbic

【エチオピア ティルティラ ゴヨ農園 アナエロビク製法】

農園情報

標高:1,900m〜2,250m
品種:エチオピア在来種
74110・74112
精製方法:サンドライ・ウォッシュド
    アナエロビック
産地:オロミア州グジ ハンベラ
焙煎度:中浅煎り


カップコメント

ヨーグルト
ライチ
マンゴー
ライム

 

今後の参考にするため,評価をお願いします。

特殊な精製方法

一般的なコーヒーは
主に2種類の精製方法

収穫した豆を
実がついた状態で乾燥させてから
種を取り出す

サンドライ(ナチュラル)製法

そして

収穫した豆から種を取り出し
水で洗ってから
感想させる

ウォッシュド製法

で作られます

これらの方法は
「好気性」と言われ

豆が酸素と触れることで
活性化する微生物の働きで
発酵させてコーヒーの生豆とするのですが

今回、お届けする
アナエロビック製法とは

「嫌気性」と言われる
酸素に触れずに活動できる微生物の力を
使って発酵させます

アナエロビック製法は
もともと
香りを重視するワインを醸造する時に
行われる方法

なので
アナエロビックで発酵させると

今までの好気性発酵では感じられない
風味が生み出される事で

近年
コーヒーを発酵させる時に
使われるようになりました

今回のアナエロビック製法は
2,640Kgのチェリーを使用しました

人の手でしっかりと検品された
コーヒーチェリーを
プラスチックタンクに



そして
タンクの温度が上がりすぎないように
軒下は並べ

直射日光が当たらないように
シェードも設置



そして
天日乾燥させるための
アフリカンベットを用意

生豆の不活性胚珠が
活性温度である35℃を超えないように
シェードを設置

そして
時間が経過すると

タンクの中は少しずつ自重で
果汁がタンクの外に押し出され
発酵完了

開封してタンクの中を見てみると
豆に付着している粘着物質
(ミューシレージ)もなくなっていました



発酵が終わったチェリーは
アフリカンベッドで
12日間かけてしっかり乾燥

乾燥終了後
倉庫で1ヶ月間エイジング

そして
11の工程を経て完成

たった300Kg


収穫時2,640Kgあったコーヒーチェリーは
いろいろな過程を経て
およそ300Kg位になりました

出来上がった
コーヒーを焙煎しテスティングすると

今までコーヒーから
感じたことがない

ヨーグルトや蜂蜜のような
風味を感じるコーヒーでした

新時代のコーヒーを味わってください。