Ethiopia 徹底的に管理された、高品質コーヒー |
コーヒー生誕の地 |
コーヒー誕生の地と言われている
エチオピア
その品種は多岐に渡るため
このコーヒーの栽培品種も
「エチオピア原種」
との記載となり、
ブルボン
ティピカ
カツアイ
と言った名前では管理することが
出来ないんです。
未だに
未発見の品種もあるそうです。
なので、
品種管理も
74110
74112
といった
5桁の数字で管理されています。
最初の2桁は
品種登録された年
後の3桁は
ナンバリングとなります。
74110は
1974年110番目に品種登録されたコーヒー
ということです。
そこら中にコーヒー |
エチオピアのコーヒー農園
そのほとんどが
1ヘクタール以下の
小規模な専業農家
自宅の庭や
その延長のような里山で
コーヒーを栽培されている
「ガーデンコーヒー」
また
森のなかにも
コーヒーの木が自生しいて
それらは
「フォレストコーヒー」
と呼ばれています。
エチオピアの人々は
自分の庭である
ガーデンコーヒーで収穫した豆や
森の中に入って実を収穫し、
それを売ることで生計を立てています。
エチオピアのコーヒー事情 |
ここの農園で収穫した
コーヒー豆
仲介業者がここの農家から
買い上げて精製し出荷されます。
コーヒーが主な収入源となるので、
できるだけ多く持ち込もうと
まだ、
完熟していない青い実や
地面に落ちた実などを
混ぜて持ち込んだりされます。
なので、
美味しいコーヒーを生み出すためには
それぞれの農園を教育する必要があるんです。
美味しいコーヒーは教育から |
ティルティラ ゴヨは
エチオピア オロミア州
グジ ハンベラで
2019年にMETAD社が開設した
新しい農園
METAD社は
美味しいコーヒーを作るにあたって
徹底しているのが
収穫者(ピッカー)の教育
品質を見極める
Qグレーダーが契約農家に
徹底して知識を教え込んでいます。
その一つが完熟豆
写真の10種類の豆
この中から
買い取られるのは
真ん中の2つのみ
それ以外の豆が入っていると
買い取らない
なので
収穫された実は写真のように均一
徹底した精製 |
コーヒーの精製方法は
完熟チェリーの収穫後
速やかに乾燥ベット(アフリカンベット)に移動させる
乾燥ベット上は、
15mベッド450kg・20mベット600kg・25mベット700kgの規格
速やかに異物(葉・茎・虫等)の除去
オリジン(栽培地)別にベット上で管理する
(150台をブロック分けし、各ブロック専任SV配置)
初日〜3日目
天日干し乾燥の時間は
8:00 – 16:30
その間
150台のベットを30分に一度攪拌
ベッド一台の作業は6名1組、
1.5m間隔を厳守
3日以降
1時間に一度ベッド上を攪拌
日別に
「未熟豆(バルコ)」
「熟し過ぎ(オーバーライプ)」
「穴あき(虫食い:チョロカ)」
「変異果実(3個入りや4個入り)」
をピッキングして取り除きます。
そして
専用の乾燥機で水分含有率10.5 – 11.5%
になるまで乾燥させる
(平均17 – 21日)
ベット上のチェリーは
フラットな状態を保つ
乾燥後
保管倉庫にてエイジング(1ヶ月)
ハリングマシンで果肉を除去
精製する際
地面に落ちた実は混ぜずに廃棄
など品質を徹底しています。
ティルティラ ゴヨは
アメリカ農務省が認定する
オーガニック認証も取得
人はもちろん
自然環境においても持続可能な発展を
目指している会社です。
「Ethiopia Tirtira Goyo」
1,200/100g
《豆情報》
標高:1,900m〜2,250m
精製方法:サンドライ(ナチュラル)
品種:エチオピア原種(74110・74112)
焙煎度:中煎り
フレーバー:フローラル・グレープフルーツ
ラズベリー・チョコクリスプ・赤ワイン