一度は市場から消えた 幻のコーヒー


Haiti
Caribbean Blue

【ハイチ カリビアン ブルー】

農園情報

標高:1,600m
品種:ブルーマウンテン・ティピカ
ブルボン
精製方法:ウォッシュド
産地:中央高原
焙煎度:中煎り


カップコメント

カシューナッツ
ミルクチョコ
イエローピーチ
ブラウンシュガー
バニラ

幻のコーヒー

先住民の言葉で「山の多い土地」を意味している
ハイチ共和国

その由来の通り、
ハイチには標高の高い山が多くあります。

ハイチはアメリカの南東部に広がる
カリブ海に浮かぶ島国の一つ

イスパニョーラ島にあり


島の中に国境が引かれており、
島の西側の約3分の1をハイチ、
東側の約3分の2をドミニカ共和国が占めています。

ハイチは
カリブ海にあるハイチは
青く澄み渡ったきれいな海のリゾート地を
イメージするかもしれませんが

ハイチは貧困国のひとつとされていて
、国民のほとんどが十分な教育や医療を受けることができず、
1日1ドル以下での生活を余儀なくされています。

ハイチの経済は
マンゴー・ココア・コーヒー
の生産・輸出によって支えられています。

1949年には
コーヒーの生産量ランキングで世界第3位でした

けれど
政治的混乱や
2000年以降に起きた数々の自然災害により、
コーヒー生産は大幅に後退してきました。

カリブで栽培されたコーヒー豆は
ジャマイカのブルーマウンテンを筆頭に
高品質なコーヒーを生み出しております

ハイチ産のコーヒーも高品質で
甘みがしっかりとあり、
苦みも抑えられているので
普段飲まない方にも飲めるコーヒーです。


ハイチ産のコーヒーは
約60%は現地で消費されており、
10%が輸出されています。

そして
残りの30%はとなりの国、
ドミニカ共和国へ密輸されていると言われています。

輸出されているコーヒー豆のほとんどは現在、
ヨーロッパに渡り、

日本にはハイチが輸出するコーヒー豆の約3%しか
入って来ないため
ハイチ産のコーヒーを見かけることは
ほとんどないので

幻のコーヒー

と言われています。

ハイチ最高峰のコーヒー

お届けする
カリビアン・ブルーは
ハイチの中央高原に位置する零細農家から
厳選されたロット。

2014年から取り組み始め、
現在では登録農家数も680名となり収穫から精製、
乾燥におけるまで毎年改善を繰り返し品質を底上げしています。

カリビアン・ブルーは
ハイチでは珍しいシェード栽培を採用しており、
コーヒーの品質だけでなく、
森林保 全の役割も兼ねています。

農家等の努力が身を結び、
今期はCoffee Reviewにて89点の評価を得て、

名実ともに
ハイチ最高峰のコーヒーを生産し続けています。

正に
カリブ海の秘宝コーヒーと呼ぶにふさわしい
品質を是非ご賞味ください。