今後の発展が楽しみな農園
Honduras
Cerro Azul
Ethiosar Natural
【ホンジュラス セロ・アズール エチオサール ナチュラル 】
農園情報
標高 1,600m〜1,700m
品種 Ethiosar(エチオサール)
精製方法 ナチュラル
産地 Comayagua(コマヤグア)
生産者 Finacas Mierisch
(ミエリッヒ フォミリー)
焙煎度 中浅煎り
カップコメント
ザクロ・プラム
パイナップル
レーズン・ライム
新しい品種
セロ・アズール農園は
ミエリッヒ・ファミリーが2011年に購入した農園です。
農園のコー ヒーの木のほとんどは以前から植えられていたもので、
彼らは約28ヘクタールの土地に
新しい品種を植えました。
また収穫量と品質を維持するため
古い株を剪定するなど
農園管理を徹底しています。
セロ・アズールの土壌は
シルト質粘土質で、
土壌の栄養 分と保水力が高いことが特徴です。
彼らがセロ・アズールに
エチオサールを初めて植えたのは2012年
すでに農園で栽培されていた
カティモールとレンピラの代替品種として植えたことが始まりでした。
エチオサールは、
スーダンルーメと
サルチモア(ティモールとビジャ・サルチのハイブリッド)
のハイブリッドです。
複雑な遺伝的多様性により、
エチオサールは
「さび病に対する耐性」と
「カトゥーラと比較した際の高い生産収量」
そして
「生き生きとしたカッププロフィー ル」
を獲得しました。
エチオサールは
ミエリッヒ・ファミリーの多くの農園に適応しています。
最近では
彼らのプライベート・オークションで
別農園のロス・プラセレスのエチオサールが
90.3点のスコアを獲得するなど、
今後の発展に目が離せません。
丁寧な精製
ナチュラルプロセスでは、
まず完熟し最適な状態のチェリーだけを選びます。
未熟なチェ リーが混入する可能性を低くするため、
デパルピングの前にチェリーを浮かせますが、
節水のために使用する水の量は
できる限り少なくすることを目指しています。
その後
すぐに天日乾燥の工程に入ります。
この地域は湿度が高く寒いので、
天日乾燥は難しく、
そのためナチュラルプロセスの場合、
最初の4~5日間は100%日光に当てます。
これは
過発酵やカビの発生を抑えるためです。
この段階が終わると、
チェリーは50%日陰の温室に移されます。
そこでさらに30日間、
ゆっくりと乾燥させます。
このエチオサールは、
湿度11%以下になるまで
温室内のベッドで乾燥させたものです。
その後、
温室で1ヶ月間乾燥させ、
安定させます。
こうすることで、
豆の湿度と水分活 性がより均一になります。