KENYA Kianjyog AB |
ケニア
キアンジョグ AB
(kianjyogu)
《豆の情報》
標高:1,800m
精製方法:ウォッシュド
品種:SL28・SL34・Batian
焙煎度:中煎り
規格:AB
フレーバー:マンゴー・ピーチ
カシス・ブラックティ
800軒の小規模農園 |
ケニア山とアバーディア山脈の高地に挟まれた
標高1800mのニエリ郡に位置する、
小規模農家が所有するウォッシングステーションです。
この工場にコーヒーを納めている農家の数は
0.25ヘクタールの小さな農園が約800軒
このエリアで栽培されている品種は、
SL28・SL34・Batianです。
コーヒーの生成方法はフリーウォッシュドで、
完熟したチェリーは
収穫されたあと工場に運ばれ、
その日のうちに果実の皮を剥ぎ、
24時間乾燥発酵、
その後
きれいな水で洗い、
もう一度きれいな水に浸したあと、
日陰で丹念に乾燥させます。
これによって均一な乾燥が可能となり、
豆を保護している薄皮
(パーチメント)
のひび割れを最小限に抑えています。
ケニアのコーヒー品種 |

ケニアで栽培されるコーヒーの品種は限られており、
SL28
SL34
Ruiru11
Batian
がその大部分を占めています。
SLという名前は、
植民地時代にイギリスによって設立された
スコット農業研究所
(Scott Agricultural Laboratories)
を表しています。
SL28、SL34は
生産性と品質が優れており、
現在は他の生産国にも伝播している。
Ruiru11、Batianは
さび病や
CBD(Coffee Berry Disease=炭疽病)などの
病害に耐性がある品種として
コーヒー研究所
(Coffee Research Foundation、現KALRO)
によって開発された品種。
Ruiru11は病害の対策として
1985年に開発されたのですが、
風味が悪いと批判されていました。
その弱点を克服するため
2010年に開発されたのが
Batian
Batianは病害への耐性はそのままに、
風味も優れている最新の品種
Ruiruは研究所があった場所の地名で
Batianはケニア山の頂点から
名付けられました。