2022年7月のコーヒー


Peru
Juan Palero Roque
Alta Gracia

【ペルー ファン・パレーロ アルタ・グラシア農園】

農園情報

標高:1,800m
品種:ブルボン
パチェ
カトゥーラ
精製方法:ウォッシュド
産地:プーノ県サンディア町
キキラ イナンバリ渓谷
焙煎度:中煎り


カップコメント

パパイヤ
チェリー
はちみつ
ブラックペッパー

 

エキゾチックコーヒー

 

  

高地プーノの山奥
サンディアのコーヒーは
南部はボリビア国境に近いこともあり

栽培方法
品種の違いから

同じペルー国内の他産地のコーヒーとは
一味違うフレーバーを持ち合わせております

このエリアは1930年代に
ボリビアのアイマラ族が
ラニーニャ現象の影響から移住し、
コーヒーの木が植えたことが始まりました

その為、
栽培方法及び品種はボリビアに似ており、
在来種の割合が多い為
エキゾチックなフレーバーが特徴です。

 

家族一丸で…

農園にはブルボンやパチェ
カトゥーラ
ティピカが生産されており
家族兄弟の力を合わせて収穫を行っています。

高品質なコーヒーを生産するために
収穫時のセレクトピッキングを丁寧に行い

果肉除去を行い発酵槽へ
ウェットパーチメントを移します。

標高1800mの高地は夜間冷え込むことから、
約20時間の発酵槽での発酵プロセスを経て
水洗、乾燥が行われています。

適切なコーヒー生産や収穫
生産処理プロセスを実践することで、
高品質で素晴らしい風味が達成されます。

過去にはその品質が高く評価され、
賞を得た事もあり、
高いモチベーションの下で
真摯にコーヒー生産に向き合っています。

アルタ・グラシア農園

アルタ・グラシア農園は
ペルー南部プーノ県サンディアにある
標高1800mのフアン・パレーロ・ロケ氏が
家族と共に管理する農園です。

フアン・パレーロ・ロケ氏は元々
チチカカ湖畔にあるカパチカの出身

40年前に

コーヒー
ロコト(唐辛子の一種)
バナナ

を栽培するために
標高3800mのカパチカを離れ

1800mまで下った
このイナンバリの地で
アルタ・グラシア農園を開拓しました。

肥沃な自然環境の中で
現在はコーヒーの栽培に専念して

持続可能な農業を実践するため
森林の保全にも力を注いでいます。

25Haの総面積を持つ農園において
その半分を森林エリアとして残して

農園ではペルーの国鳥でもある
TUNKI(アンデスイワドリ)を望むことができ

豊かな水資源、森、土壌を共生し
生態系を守っています。