ルワンダ南部の名産地

　
アフリカ中部に位置する
「千の丘の国」
と呼ばれるルワンダ。

アフリカで最も人口密度の高い小さな内陸国です。

ルワンダの首都キガリから
約140km南に車で4時間ほど移動した場所に
フイエ群があります。

ガコ農園は、
フイエ群の東側に位置し
フイエマウンテンが運営する農園の1つです。

Huye Mountain Coffee (フイエマウンテンコーヒー）は
2012年に
コーヒーの品評会COE（Cup of Excellence）で２位を受賞する
世界的にも評価が高いコーヒー生産者です。

持続可能なコーヒー生産を行うだけでなく、
未来にも続くコーヒー生産ができるような
仕組み作りも行っている生産グループです。

例えば、
自然環境への配慮、
オーガニック栽培の取り組み、
レインフォレスト認証の取得の取り組み、
ハラスメント問題の解決のための仕組みづくり
などを行っています。

デイビッド氏

農園を管理しているのは、
Mr.David（デイビッド氏）。

元NAEBの農事技師で、
7つのエリアに分かれた農園で、
品種の研究や品質の向上を目指し、
コーヒー生産を行う小農家の皆さんと
協力しながらコーヒー生産を行っています。

生産の様子

農園では、
山の南側の斜面に等間隔に
ブルボン種が栽培されています。

シェードツリー（遮光樹）は、
グラビリアロブスタを植え、
土の保湿をするためにソルゴという植物を植えています。

コーヒーノキに十分な栄養が行き渡るような
環境整備が行われているため、
生き生きとしたきれいな緑色の葉をつけた木が育っています。

チェリーを収穫した後は、
ウォッシングステーションで、
ペゴナスという機械を使い不純物や未熟豆の除去します。

その後
アフリカンベッドで1カ月間スタッフが
丁寧に管理をしながら、
ゆっくり乾燥させます。

使用した水は、
石、砂礫、チャコールの
三層フィルターを２回通して浄水し

その後
パルピングに水を再使用するなど
エコな取り組みを行っています。

ジューシーで甘さの多様性があるコーヒー

丁寧な農園の管理、
コーヒー栽培、

スタッフによる
ハンドピックを経て生み出されるカップはどれも素晴らしく、

今回のナチュラルという精製を経たコーヒー豆は、
ゆっくりと乾燥させる工程を経ているため
ジューシーで甘さの多様性がある素晴らしいボディと
アフターテイストを楽しんでいただけます。